副理事長所信

副理事長   正  木  草  太

担  当 地域連携強化委員会

 
佐久地域は自然豊かな場所でありながら都市機能も備え、高速交通網により首都圏とのアクセスも良く、また日本有数の先進的な地域医療が整備されており、今や移住先としてメディアにも取り上げられるほど全国的に注目される地方都市となりました。これは佐久青年会議所設立以来58年の間「明日の明るい豊かな佐久平」実現のため、いかなる困難な状況でも歩みを止めず運動を展開してきた先輩諸賢の多大なる貢献による地域発展の成果であります。現役メンバーである私達も先輩諸賢が行ってきたように地域と真摯に向き合い、今現在の地域課題を正確に見極め、課題解決に向け運動を展開することで、現在のように持続可能な佐久地域が続いていきます。

昨今、地域課題は多種多様化しており、これらの課題をスムーズに解決していくためには、地域協働が重要とされています。佐久青年会議所設立時に比べると数多くの地域団体が存在する時代となりました。我々には脈々と受け継がれた58年間の経験やノウハウ、行政をはじめ様々な団体と連携した実績、また東信、長野県、日本のみならず世界の同じ志を持った多くの仲間との繋がりがあります。これは他団体にはない大きな強みであり、これらを最大限活用し、関係が構築されている団体とより連携を深めるとともに、さらに新たな団体と連携し、それぞれの団体の強みを発揮できるよう事業や運動を協働で行うことで、事業や運動の効果を最大化することが出来ると考えます。

今年度、桜井委員長には持ち前の行動力を活かし、委員会メンバーと共に地域を駆け巡り、自らの目と耳で地域の現状を知り、今現在の地域課題解決に向け必要な運動を地域の多くの人々と連携しながら展開し、地域の未来に繋げていただきます。

最後になりますが、副理事長という重責を担わせていただけることに感謝し、私自身も委員会メンバーと共に成長できるよう邁進してまいります。

一年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

副理事長所信

副理事長    髙 見 澤  聡 一

担  当  ふるさと青少年育成委員会

 
「世界を動かさんとするものはまず自らが動くべし」

これはギリシャの哲学者ソクラテスの言葉で、変革には個人の行動や態度が重要であり、自らが変化を受け入れたり、努力したりすることで、他人や社会にも影響を与えられるという信念を表しています。またソクラテスは「汝自身を知れ」や「無知の知」といった教えと共に、自分自身を知ることや、自身の知識や力に対する謙虚さを大切にすべきと説きました。佐久青年会議所が佐久地域により良い変化を与えつつ、59年目を迎えることができましたのは、先輩諸賢の明るい豊かな社会への情熱と、自身を知り、謙虚にひたむきに積まれた自己研鑽の賜物です。私たちには、先輩諸賢から受け継がれた精神を次世代へと繋いでいくと共に、地域との繋がりをより強固に、より広く発展させていくことが求められています。

佐久地域の中長期的な未来を考えるにあたり、特に重要になるのは子どもたちの教育です。10年15年後を見据えた運動をすることで、成長した子どもたちは若い力をもって地域を担っていきます。私たち青年が活動できる日々は限られています。だからこそ、地域を芯から強く輝きを放つまちにしていくためには、未来に地域への想いと、道を切り拓く力を繋げ続ける必要があります。まず自らが動き、地域全体で子どもたちを育てていくという認識を持った社会を実現することで、子どもたちと社会の繋がりは深まり、未来の可能性は広がります。

技術革新や経済変動を受け、社会規範は日々変化しています。青少年を取り巻く環境はより複雑になり、多様性と混乱の狭間で将来の見通しは困難を極めます。私たち地域の大人には、難局に立ち向かい、諦めることなく道を切り拓いて進み、子どもたちの模範となる姿を見せ続ける義務があることを忘れずに、邁進してまいります。一年間よろしくお願いいたします。

 

副理事長所信

室  長  高 柳  翔

担  当 変革人材育成室

 
佐久青年会議所が59年目を迎えるにあたり、先輩諸賢は様々な時代背景のもと社会課題解決のために運動を展開してこられました。これからも佐久青年会議所が地域に活力を与える存在であり続けるためには、地域に良い変化を与える力のある会員が多く所属している必要があります。しかしながら、卒業する人数が入会する人数を上回る年が多く、組織内の人員は減少傾向にあります。また、平均在籍年数が短くなる傾向があり、その結果として、これまで機能してきた在籍年数の長いメンバーの知識や経験からなる人材育成が成り立たなくなっており、迅速に対応することが求められます。

会員拡大においては、現在の危機的状況をメンバーが理解し、当事者意識を持つことが必要です。その上で個人のアプローチ力を向上させ、会員拡大の方法をシステム化することが、将来においても安定した拡大を実現させる力となります。地域に多様な活動が展開する未来にむけ行動するのは今です。

メンバー育成においては、入会後早い段階で基本的な知識を得て、自発的な参加ができるようになる仕組みを整備する必要があります。その上で、背伸びして届くかどうかの成長の機会を豊富に提供することでメンバーの水準を一定に保つ必要があります。お互いに学び合うノウハウを次世代につないでいくことで、効果的な地域課題解決を続けていきましょう。

当委員会は未来を見据え運動を展開してこられた先輩諸賢の熱き情熱と想いを受け継ぎ、そのバトンを未来へつなぐ役割を担います。また、新たな出発点を迎える60周年に向けて、変化し続ける時代背景に対応する新たな運動方針を策定し定着させることで、より強固な組織への成長を目指し一年間活動をしてまいります。

 

専務理事所信

専務理事  星野 大揮

担  当  事 務 局

 
佐久青年会議所はこれまで58年の長きに渡り「明日の明るい豊かな佐久平」実現のために活動してまいりました。移り行く時代背景の中で感度を高く持ち地域の発展と人々の幸せを願い多くの事業・運動を展開し、地域と共に歩んできた歴史は59年目を迎える今も変わらぬものとして引き継いでいかなければなりません。

佐久青年会議所メンバー一人ひとりが「何のためらいもなく貢献する」という利他の精神を根底に持ち続け、設立以来変わることのない先輩諸賢からの思いを継承し、新たな運動を起こしていけるよう、活動することへの意欲をかきたてていくことが必要です。異なる生活環境を持つメンバーそれぞれが限られた時間の中で効果を最大限に発揮できるよう組織運営の改善を常に意識し、大切な時間を共有することで個の結束を強くし、組織全体への結束強化へと繋げることが出来るのです。

事務局は佐久青年会議所の屋台骨として、いつの時代も組織を支え重要な役割を担ってきました。組織運営を効果的にそして効率的に進めるためにも、どんな場面においても模範となる行動を意識しなければなりません。そして、組織運営の改善を常に意識しながらも、単なる時間短縮、負担軽減を考えるのではなく、事前の準備や相手の時間を尊重し行動していくことが大切です。堀籠事務局長とともに事務局メンバーが一丸となり、地域の明るい未来に向けて組織を進化させて行く強い意志を持ち、常に謙虚・誠実な姿勢を忘れずに活動してまいります。

最後に、専務理事という役職を担わせていただきますことに感謝し、その責任を自覚し、私自身の自己練磨に励むとともに努力を怠ることなく邁進させていただきます。一年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

監事所信

監 事  小池 竜昇

監 事  竹内  渉

 
佐久青年会議所の目的である「明日の明るい豊かな佐久平」実現のため、先輩諸賢は多くの事業を展開し、地域に貢献してきました。そして、その根源にあるのは「誰の為に、何の為に」行うのかをしっかりと調査分析を行ったうえで、事業を構築してきたからこそ地域により良い変化を与える事業とすることができたのです。

監事の職務として、理事の職務の執行を監査する業務監査、法人の財産の状況を監査する財政監査があります。理事長の所信・定款や諸規定と照らし合わせて、事業・例会が適正に行われているか、メンバーの会費が適切に使われているかを厳しく監査し、「誰の為に、何の為に」行うかを追求していきます。

今年度より、初めて監事二名が共に卒業生である外部監事となります。今までの監事と同様の業務監査、財政監査を行うことは当然であり、そこに新たなプラスαを追加しなければいけません。外部の人間であるからこそ、現役メンバーより広い視野を持ち、中からの視点でなく、外からの視点を大事にし、一卒業生として、一市民として、より多くの人の声を事業に反映することができるよう尽力いたします。

一年間どうぞよろしくお願いいたします。