理 事 長 所 信

2018年度 理事長 市川 哲央

  • スローガン

限界突破! 一人は皆を輝かせ 皆で地域を輝かそう!!

 

  • 基本理念

我々は生活をしている中で、挫けそうになったとき、新たな挑戦のときなど、知らず知らずのうちに自分の中に「壁」や「先入観」を自然と創ってしまっている。どんなに慎重になっても、どんなに想像しても、行動の結果はやってみなければ分かりません。結果を恐れて行動しなければ何も見えてきませんし生まれてきません。自分の中の単なる思い込みの壁を今ぶち破り、一歩踏み出し行動を起こしましょう。行動を起こすことで、新たな選択肢や成果が必ず付いてきます。組織や地域は、個の集合体です。個である一人ひとりが輝くことができれば、集合体である組織や地域は自ずとより魅力的になることができるはずです。しかし、輝くための行動や選択には責任もついてきます。私たち一人ひとりの行動は多くの方に影響を与えます。逃げ腰や言い訳は通用しません。挑戦と責任を認識し、まずは一歩踏み出そう。自分を磨き、一番身近な人を輝かせるために。

 

  • 基本方針

 

  • 地域が求めるまちづくりを(JCから発信するまちづくり)
  • 会員60名必達!!会員の拡大(仲間が源)
  • 未来に輝く青少年育成(青少年のこれからの未来のために)
  • 地域と連携した事業(今を預かる責任)

 

  • はじめに

「平成」の時代から、新たな時代へ移り変わろうとしています。地域の問題、課題は多種多様に存在しますが、未だ解決の糸口は見出せていません。佐久青年会議所では、私が入会した13年前には想像も出来ない状況で、メンバーの減少、入会年齢が遅く在籍年数の少ないメンバーの増加、ベテランメンバーの減少傾向にあります。人数の減少と経験知が少ないことから、運動発信の弱体化や問題意識の低下が進み、本質的な活動が進まない現状であると感じます。

しかし、我々青年は「英知」と「勇気」と「情熱」で地域を照らします。地域には今まさに主体的に活動する人財を求めています。時代を見通すことで問題を明確化し、責任を伴った行動力と主導力を持ち、解決に向かえる人物は青年会議所メンバー以外にいないのです。

我々に今もっとも必要な事は、素晴らしい仲間と出会い、同じ時間と同じ問題意識を共有し、本質的な活動を行うこと。その中で切磋琢磨し、互いに成長し、次の世代に更なる力強い運動体として繋げることであります。

メンバー一人ひとりが限界突破すると言うことは、誰かのことを想い、勇気を出して一歩踏み出して欲しい。未来に繋がる活動を行って欲しい。夢を描いて欲しい。そうなることできっと、あなたが輝きます。輝いたメンバーは周りを輝かせます。輝いたメンバーが仲間と団結した力強い組織は、多くの同志を導き、地域のリーダーとして主導力を持って地域を牽引します。勇ましく情熱を持ち、英知の限りを発揮する佐久青年会議所になれば、もっと地域は輝けると信じます。

 

「己を高め活動していくことこそが、明日の明るい豊かな地域づくりとなる」

≪50周年未来ビジョン≫

 

  • まちづくりからひとづくり

~JCから発信するまちづくり~

佐久青年会議所では運動発信の重要な位置づけの中に、佐久地域の発展や未来を見据えた運動があります。現在の中部横断自動車道建設計画は、「君は太平洋を見たか 僕は日本海を見たい」をキャッチフレーズに、沿線の青年会議所が一丸となりクローバーライン沿線事業として運動発信を行ってきました。1988年には中部横断自動車道沿線青年会議所連盟の総会が佐久の地において開催されるなど、長きに亘り運動してきたことが、静岡県静岡市の新清水ジャンクションから長野県小諸市の佐久小諸ジャンクションに至る132kmを繋ぐ計画の大きな一歩となりました。

また、1998年長野冬季オリンピックに合わせ急ピッチで進められた上信越自動車道や、現在の北陸新幹線佐久平駅誘致に関しても、先輩の皆様が汗を流し行動して下さったと聞いております。高速道路と新幹線が佐久にできたことにより、佐久平は陸の孤島、日本一海から遠い地から都心への通勤圏内になり、農村的環境と都市的機能性を兼ね備えた地域へと劇的に変化をしました。当時、私が佐久長聖高校へ通っていたころ、耕作地であった佐久平駅周辺は、都市計画及び土地利用計画を基に区画整備事業費約84.7億円を投じたことにより、大型の商業施設や駐車施設、マンション、公園等を有する佐久平の中心市街地へと発展を遂げてきました。

これからの佐久市を考えてみますと、合併特例債事業は全て完了し、これからが佐久市として自立したまちづくりを行っていくことになります。我々の住み暮らす佐久地域がこれから先、どのように進み変わっていくのかを青年経済人として察知し行動することは当たり前であります。

昨年、佐久地域では首長選挙が行われました。選挙間近になってきますと住民の方々も、より一層市政に目を向ける機会が多くなります。佐久市長選挙の争点であった、国保税は市町村の運営から平成30年から県の運営へと変わります。佐久平駅周辺の開発では、豊橋地区から中心市街地と位置付けた区域が、どのような計画で進んで行くのか。県立武道館、野球場等の利用施設は完成後どのように運営し、地域として周辺やこれからの環境を、どのようにしていかなければならないのか、佐久平以外の地域はどのようにしていくのか改めて、まちづくり団体である我々が、これから先、行政や地域の方々とまちづくりを進めていく上で、佐久地域のまちづくりをこれまで以上に認識する必要があります。そうすることにより、まちづくりを他人ごとにすることなく、目先の事業に囚われず、明日の明るい豊かな社会を語れ、行動し提言できる力強い集団になっていくのではないでしょうか。

大いに可能性を秘めた佐久地域であることを我々が再認識し、今のままで良いのか、地域に何が必要なのか、私たちにできることはないのか等、より良い社会へと導いていくために、政治を動かし社会を変える“政動社変”の精神を身に纏い、政策を立案しスピード感をもって行動に移していく必要もあります。その為に行政や各種団体、地域の応援者等との連携や意見交換を大切にし、常にアンテナを高く持ち、明日の明るい豊かな地域づくりに一歩でも1mmでも近づけるよう運動を進めてまいりましょう。

 

  • 佐久青年会議所の生命線

~仲間が源~

  青年会議所の特徴として40歳までしか所属できないこと。単年度制で運営されるということがあります。限りある青年期に1年ごとに仲間と様々な経験をし、卒業後もそれぞれの会社、地域や組織で活躍できる人財となるべく仲間と切磋琢磨しながら、自身の成長を続けることができる場が佐久青年会議所です。

しかしながら現在、佐久青年会議所会員は減少傾向にあり、共に魅力的な事業を行うにも仲間が必要不可欠であります。まずは自分自身が佐久青年会議所の魅力を感じ、活動エリアである佐久市、佐久穂町、小海町、立科町、北相木村、南相木村、川上村、南牧村の広範囲に渡る地域の皆様に、青年会議所の魅力を伝えられる人になりましょう。そして、一人ひとりが感じた青年会議所の魅力を伝え、我々が開催する事業や例会に参加して頂けるよう間口を拡げてまいりましょう。私も、佐久青年会議所に入会する以前に佐久ミュージカルのボランティアに参加したことにより、当時の先輩が「子どもには夢を 大人には生きがいを」をスローガンとして、地域の方々と前向きに事業に打ち込んでいる姿に感銘を受け、会員になるきっかけを頂きました。百聞は一見に如かず、自身の想いや魅力が伝えきれないのであれば、我々の活動や運動を感じて頂きましょう。

佐久青年会議所メンバーの皆様には、様々な機会に積極的に参加する中で生まれる気付きを大事にして欲しいと思っております。青年会議所は会員の成長を約束する場ではありません。積極的に参画して自分自身で成長を掴み取ることを肌で感じ、そして会員同士で共有して欲しいと願っております。また、その様な強い気概を持ったメンバーが多く集った時、我々の運動は底知れない力を発揮することでしょう。その力はたくましい故郷を創造する運動の支となります。これからも青年の力を結集し、地域社会の発展のための活力を恒久的に存続させていくためにも、仲間づくりをメンバー全員で行ってまいりましょう。

 

  • バーチャルとリアルの融合を

~青少年のこれからの未来のために~

 近年の情報化社会では、スマートフォン等の様々なツールの普及により、簡単に情報を得ると共に発信することができ、コミュニケーションも取ることができます。また、VRによる技術の普及により仮想的(バーチャル)な体験が数多くできる環境になりつつあります。このような情報や仮想体験での知識の充実化が図られる社会の中で、現代社会の良いところと、佐久地域の人や自然、文化、産業と直接触れ合うことで、これらから得られる実体験を通じて青少年の経験知を向上させることが必要ではないでしょうか。

今の時代は、欲しいものが直ぐに手に入り、モノの仕組みや作り方は知らない。公園で遊んでいる姿はあるがゲームで遊んでいるなどの風景をよく目にします。私の子どもの頃とは大きく違いますが、子ども達には既に子ども達の社会があるのです。今、子ども達は何が正しくて何が間違っているのか、モノの大切さや、ありがたさを正しく理解していくことで、心も成長ができるのではないでしょうか。そして、自分の掲げた目標や、組織としての目標などを掲げ、小さな成功体験を繰り返し体感していくことで、一人ではできないこともあったり、助け合うこともあったり、何より自分に自信が付き一歩踏み出せる人へと成長に繋がります。

青年会議所運動における青少年健全育成はとても重要であります。私たちはこれまでも教科書を持たない地域の先生、先輩という視点で地域の宝である子ども達と、未来のために本気になって汗を流してきました。バーチャルで様々な経験ができてしまう時代だからこそ、学校や家庭だけでは体感できないような、心・技・体(たくましく生きていく一助)の育成が必要であります。また、健康長寿の礎となってきた佐久地域の豊かな自然と、佐久地域とは全く違う環境を体感することによって、それぞれの地域の良さを知り、普段何気なく生活している地域にたくさんの魅力があることを伝えていくことにより、地域の未来を考えられる人財へと成長してくれるはずです。

 

  • 今を預かる責任

1966年9月に佐久地域に青年会議所運動の灯がともされ、翌年の11月に全国で338番目となる佐久青年会議所が承認され52年目を迎えました。私は2005年に佐久青年会議所に入会し、その年に佐久市は平成の大合併により、佐久・臼田・浅科・望月と4市町村が合併しました。

この地域で、市町村を超え長きにわたり熱い英知と勇気と情熱をもって運動されてきた、先輩方の想いを受け継ぎ限界突破で地域のオピニオンリーダーとしての自覚を持ち、運動し続ける覚悟を持つことが必要です。

これまで佐久青年会議所は、Community Development社会開発(まちづくり)Leadership Development指導力開発(ひとづくり)を柱に事業・例会を行うことにより、市民意識変革を促し明るい豊かな社会を創ることに運動発信してまいりました。しかしながら、市民の青年会議所(JC)に対する認知や評価向上は厳しいものがあると感じています。それは単年度制や自分達の想いが先行した事業や例会を計画し、地域の方々や参加して頂く皆様の真の声を反映しきれてないからではないでしょか。青年会議所運動を地域の方々に共感し、共鳴してもらうためには誰のために、何のために、を追求して青年らしく率先して地域に飛び出して汗をかいていくことこそが必要だと考えます。

 青年会議所運動とは、未来を創造し常に進化への挑戦を行い、他者と協力し合い、青年らしく活動する運動です。佐久青年会議所を代表する事業としてはこれまで、信州SAKU音楽祭、佐久ミュージカル、SAKU BLOOMイルミネーション、チャイルドワークスは行政や地域団体、多くの企業の皆様と行ってまいりました。これらは、その時代に合わせたコンセプトで進化しながら継続開催してきました。しかしながら、継続し運営するにあたり必ず問題は生じてくるものです。今考えられる最良の仮説を考え抜き、一つひとつの経験を重ねながら学び、戦略・戦術を修正し、これらを素早く繰り返す。まさにPDCAサイクルの実践を素早く行っていくことにより、最良の解決方法が見つかり、現状よりさらに進化した事業が行うことができ、より良い地域未来へ繋げることができるのではないでしょうか。また、それらの実践を多くのメンバーと取り組み、地域と共に学び成長できる魅力を味わい次世代に繋げられる強い組織にしてまいりましょう。

 

  • さいごに

本年、新会員はアカデミーメンバーとして、各委員会に配属し即戦力として活動して頂きます。それは、多くのメンバーと関わりを持ち、同じ時間と同じ問題意識を共有してもらい、本質的な活動をより早い段階から行うことで、仲間として切磋琢磨し、互いに成長し、力強い運動体としていくことが必要であるからです。メンバー一人ひとりが仲間とスクラムを組み目的に進んで行けるよう、自分を磨き、一番身近な人を輝かせ、挑戦と責任を認識し運動展開してまいりましょう。

公益社団法人佐久青年会議所が歩んできた51年間の歴史。それは敬愛する先輩諸氏が流してきた汗と涙により作られた歴史であり、今振り返るとそのような歴史ある佐久青年会議所に入会し、心許せる同志と共に活動できたことは幸運と言うほかなく、感謝の念に堪えません。青年会議所活動を通じて学び得たもの、そして周りの方々との絆は今後生きていく上での財産であります。青年会議所の組織力を更に強化し、素晴らしきメンバーと共に地域のあらゆる課題に全力で取り組んでまいりましょう。

この佐久地域をたくましくするのは誰であるのか。この時代を未来へ繋いでいくのは誰であるのか。

私たちJAYCEEです。

私たちJAYCEEは日々運動することに誇りを持ち、輝く時代の責任を胸に未来を見据え、恐れず一歩を踏み出しましょう。

 

この道を行けばどうなるものか

危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せばその一歩が道となり その一歩が道となる

迷わず行けよ 行けばわかるさ