理 事 長 所 信

2017年度理事長 森角 和士

 

【スローガン】

「地域への使命感 俺が未来を切り拓く!」

 

【基本理念】

自分自身が自らの意識と主体性を持って運動に参加する。

自分の能力は自分で高める、その先に人間的開発がある。

JCは主導的団体であり、社会開発が出来る唯一の団体である。その可能性に挑戦する!

行動と経験が人生を変え、佐久地域の未来を描く

己を高めるということは地域づくりの大きな力になる

JCという組織の中で切磋琢磨した自らの能力を地域に伝えることができれば、必ずや地域に必要とされる団体、人となることができる

自由な発想と好奇心それが佐久青年会議所会員である

 

 

【基本方針】

1.会員の拡大

2.企業、地域が必要とする人間(オピニオンリーダー)の開発

3.未来への青少年育成

4.活気溢れる地域(まち)づくりへの挑戦

5.「未来の地域創造への一票」選挙に伴う公開討論会開催、若者世代の投票推進

 

 

【事業計画】

1.未来へ繋げる会員拡大

※2018年度第1回定時総会時60名以上の会員維持

 

2.地域に必要とされる己の開発

・青年経済人としての魅力や能力をさらに高める機会の提供

・固定観念を捨て、自由な発想と好奇心で可能性を追求できる機会の提供

 

3.青少年の育成

・子供たちの育成を通じて、メンバーが成長する機会の提供

・未来を担う子供たちの育成

 

 

4.地域資源、地域特性を活かした事業の開催

・SAKU BLOOMの開催及び今後の検証と継承

 

 

5.日本青年会議所との連携

 

 

6.北陸信越地区協議会との連携

 

7.長野ブロック協議会との連携

 

8.東信5JCとの連携

 

 

 

 

【はじめに】

創立50周年の節目を迎えた昨年度、公益社団法人佐久青年会議所は、記念式典や祝賀会等を滞りなく執り行うことが出来ました。このような節目の日を迎えることができたのも、幾多の厳しい試練を乗り越えて信頼を育み、今日まで組織を守り抜いてくださった先輩諸氏、そして私たちの運動にご賛同いただいた、佐久地域の皆様のお力添えによるものでございます。ここに改めて厚く御礼を申し上げます。  これからも脈々と輝かしい歴史を刻んでいく組織となるためには、先人たちが築き上げてきた伝統をしっかりと継承し、明るい豊かな社会の実現を目指し行動していかなければなりません。しかしながら、昨今の日本を取り巻く経済情勢を見渡すと、都市部では回復の傾向があると言うものの、地方では回復の傾向が見られず、政治、教育、環境とあらゆる分野において課題が蓄積されているのが現状です。佐久地域のまちも同様、いやそれ以上に経済をはじめ、様々な分野で停滞の波は拭いきれておらず、今こそ、私たちが変革を促す団体として存在意義を発揮する必要があります。

一つの考え方、発想の転換「パラダイムシフト」、ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。社会の規範や価値観が変わること。佐久青年会議所の会員であるならば、他人から引っ張られて行動するのでなく、青年会議所と自分とのかかわり合いについて真剣に考え、明確な目標意識を持ち「自分は青年会議所において何をすべきか」という考えを明確にし、運動を展開することで自分のものになっていきます。

そして、佐久地域の未来へ歩みを進める明確な目的を持った青年会議所へと変わります。やみくもに新しい事業を行えば良いのかというとそうではなく、これまでの歴史をしっかりと分析し、問題解決となる糸口を見つけることが大切です。私たち佐久青年会議所は、様々な運動や提言を地域に対し発信しており、そこには現状の打開策となるものが必ずあるはずです。新たな街の魅力の発見へと導くためにも、今年度は原点に立ち返り、自ら率先して行動する青年であると同時に、自由な発想と好奇心で未来への新たな扉をあけてまいります。

 

佐久地域の未来ビジョンのスタート

 

「己を高め活動していくことこそが明日の明るい豊かな地域づくりとなる」

 

佐久青年会議所では45周年の未来ビジョンを元に5年間さまざまな分野で目標を掲げ活動してまいりました。地域資源を活かしたまちづくり、青少年育成事業、行政諸団体との連携事業など多方面に事業を展開しております。

昨今の会員減少などの問題により今後の事業展開が縮小していくことは絶対にあってはなりません。佐久青年会議所が今後より一層地域に必要とされる運動を進めていくためにも会員の増強は必須といえます。地域のオピニオンリーダーとしてメンバーが活動していくことにより地域の青年会議所に対する認知度が高まり、また組織としても地域に根差した運動展開を行い今まで以上に広報を検討し、認知していただけるようになれば必ずや会員増強は実現します。我々は、地域の人々から最も必要とされる組織として、その存在意義をもう一度再確認しなければなりません。10年後ではなく、もっと先の未来へと続く青年会議所運動の礎となるべく1年間の運動に取り組んで行くことこそが必要であると考えます。

 

 

【未来へ繋げる会員拡大】

仲間こそが力なり

 

どんなに魅力的な事業を考えていても、一人では事業の展開は難しいものです。しかし、協力者が10人になればあなたの考えている事業も計画となって進むでしょう。100人集まれば大きな力となり地域づくりの第一歩になるのは言うまでもありません。一人の能力には限りがあります。しかしながら、小さい力でも協力しあえば大きな力となるのです。展開したい事業でも協力者や委員会メンバー、LOMメンバーが居なければ事業の成功はありえません。そのためには、青年会議所運動に共感してくれる輪を広げる必要があります。その輪を広げることこそが、地域に根差した事業が成功する第一歩なのです。

2017年度の佐久青年会議所は49名のメンバーでスタートします。まず、自分自身が青年会議所の魅力を確認し、その魅力を身近な仲間に伝えることです。それぞれが想う魅力は違うとしても、今、青年会議所に所属をしているのであれば、何かしらの魅力を感じているはずです。その魅力を語り、語った魅力を体験していただき、直に感じて貰えれば自ずと青年会議所の仲間になりたいと思うはずです。

 

 

【人間の開発】

地域の未来は人、人財を育てる「青年会議所は人生を変え、青年会議所は地域を開発する」

 

人間に取って20~40代の人生で一番重要な転換期に

何もこれといった事を為しとげずに過ごしてしまうことは全く時間と金の浪費である

 

青年会議所は20歳から40歳までの青年経済人で構成されており、青年会議所の理念や目的は不変ではありますが、単年度制の為、毎年組織を入れ替え、常に活力を保って運動を展開しております。

私は、地域力の根源の一つとして中小企業が元気で魅力的であることが不可欠であると考えています。なぜなら、中小企業は経済を牽引する力であり、地域雇用を支えることによって、地域経済の安定をもたらし、活力のある地域づくりの実現に寄与するものであると考えているからです。そして、中小企業が元気で魅力的であるためには、中小企業の経営者であるまだまだ成長期の我々青年が、経営学を学び、己の知識を共有し、研鑽を重ね、企業経営基盤を強化・確立することが必要なのです。その中から育まれた知識や知恵、友情を活かし、自己の成長と会社の成長に繋げ、革新を起こすことによって地域力の向上に繋がると確信しております。その学び舎の受け皿としての役割を佐久青年会議所が担っていきます。

 

 

【青少年の育成】

すべての経験は人間を大きくする

 

青少年は未来の佐久地域の宝であります。現在の青少年は情報化社会の発展により、さまざまな知識や情報を簡単に得ることが出来る反面、基礎学力の低下、道徳精神やコミュニケーション能力の欠如、愛着障害、貧困、発達障害、児童虐待等様々な問題を親も子どもたちも抱えています。子どもの頃、「自然体験」、「地域活動」、「家族行事」などといった体験が多いほど、大人になってからの「規範意識」、「人間関係能力」、「文化的作法・教養」などの「人間としての生きる力」が高くなることが明らかです。今、少年期に体験力に繋がる機会を創出することが地域の大人である私たちに求められており、様々な体験を多感な少年期に経験してもらうことによって、今は原石である地域の青少年たちを、次世代の地域の宝とすべく育てていく機会を積極的に創出していきます。青少年が自らの人生に意義を見出し、夢を持ち、それを実現する為の目標を定めて自発的に行動し、達成することの喜びを体験できる場を私たちは提供します。

 

 

【JCだからこそできるまちづくりへの挑戦!】

市民の「考える質の向上」 そこに住んでいる市民レベル以上にはならない

 

佐久青年会議所では佐久地域の未来を見据えた次世代の育成にも力を入れてきました。カジカ計画、佐久ミュージカル、信州SAKU音楽祭、佐久っ子道場、SAKU BLOOMなど、その時代に合わせた活動、運動を展開して来ました。私は少年時代にそれらの事業に参加し、感銘を受けた一人でもあります。

私たち青年会議所は、20歳から40歳までという限られた年齢層の青年が集い、運動発信をしています。我々の年齢層は、活動した過程や結果に失敗があったとしても、失敗を経験として学び、それを糧に次の運動へ活かすことができる世代でもあります。時代に合わせ、佐久地域であればエリアを問わず、佐久のまちの未来の為にあらゆる手法で活動し、運動発信してゆける団体として、私たち青年会議所は人間としての英知と勇気と情熱を持って活動するべき世代であると考えます。

なぜ佐久青年会議所をはじめとして各地に青年会議所が今なお存在しているのか。地域社会の真のニーズを見抜き、そして引き受けられる団体に他ならないからです。まちの未来を担う子供たちが夢を持ち健やかに成長できる機会づくり、地域が安全・安心かつ文化的に発展できるまちづくり、地域にある資源の活用を通した運動発信等、地域社会の真のニーズはあらゆる分野に存在し、多様性を増しています。「JCしかない時代からJCもある時代」と言われている今だからこそ、「違いがもたらす違い」佐久青年委会議所ができるまちづくり運動に挑戦してまいります。

 

【未来の地域創造への一票】

地域の未来は地域が決める!

 

私たちも含め佐久地域住民の皆様は5年後10年後のこの地域のあるべき姿を創造できているのだろうか。行政や政治家が創ってくれるわけでも、誰かが問題を解決してくれるわけでもありません。最も大切なのは住民一人ひとりが佐久市に地域への魅力や愛着心を持ち、当事者意識を持つことであり、自分たちの住む地域がどうありたいのか、どういう未来を望んでいるのか、を真剣に考え行動する必要があると考えます。  本年は佐久市市長選挙が行なわれますが、昨年の6月に公職選挙法改正案が可決され選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。世界各国では、選挙権が18歳以上であることがほとんどですが、将来を担う若い世代の意見を、政治にもっと取り入れていく狙いがあります。当事者となる青少年をとりまく政治の情報は、学校やTV、新聞メディア等など情報が氾濫していて戸惑うことが多くあると思います。未来を決める貴重な意思表示を無駄にしない為にも様々な方法で政治や選挙が地域の未来にどれだけ影響があるかを知る必要があります。そのためには、若者だけではなく地域住民が改めて候補者の主張や政策、政治を勉強し直すことが大事であり、佐久市市長選挙公開討論会や高校生模擬選挙を絡めた内容で企画開催し、投票率の向上に向けた取り組みを行ってまいります。

私たち地域のリーダーとして率先して行動し、佐久地域の未来を一緒に考え一緒に切り拓き、佐久地域の地方創生版を提言し、活気に溢れた未来を創造していきます。

 

 

【結びに】

動かずに語るな 動けば変わる

 

人それぞれ青年会議所に入会した動機は違うかもしれません、青年会議所に求めているものも違うかもしれません。しかしながら、この時代に佐久青年会議所に入会し、出会い、青年会議所運動を共に邁進出来るのは奇跡的だと言えます。数年歳が離れていただけで出会う事がなかったかも知れないメンバー達と一緒に青年会議所運動を行える事は誇りです。だからこそ、佐久青年会議所に入会して良かったと思えるように、メンバー一人ひとりが切磋琢磨しながら、自己を高め、魅力ある組織に育て、地域から尊敬されるような組織となることが求められます。佐久地域には市民サポートセンターへの登録数だけでも、174団体あり、その他に数多くの青年団体やNPOなどの非営利団体が存在する中、「青年会議所しかない時代」から「青年会議所もある時代」と言われて久しくなりますが、だからこそ「青年会議所だからできる時代」を我々世代が築く必要があるのです。2017年度も引き続きメンバー一丸となって運動展開をしなければ、決して明るい豊かな社会は達成できません。共に考え、共に動き、共に語り合い、共に笑い、共に泣き、共に築いていきましょう。

 

 

 

 

未来ビジョンより

 

地域のオピニオンリーダーとしてのメンバーの心得

 

佐久青年会議所は50年以上昔から佐久地域青年経済人として、また地域のオピニオンリーダーとなるべく活動してまいりました。オピニオンリーダーとは集団の意思決定に関して大きな影響を及ぼす人物のことです。青年経済人の集団である青年会議所のメンバーが地域のオピニオンリーダーとして地域に必要とされ活動することは組織の理念に基づいた至極当然の行動であり、これからもその理念に基づき行動していくべきです。

我々佐久青年会議所メンバーも佐久地域に住み暮らす地域の一員であります。地域のオピニオンリーダーでありながらも常に地域の皆様と同じ視点に立って地域の問題点を模索し解決策を検証し実施することで地域に認められる存在となります。またその行動が個の能力を高め経済人としての自分自身のスキルとなるのです。

 

佐久青年会議所のメンバーであることの自覚

 

昨今までの佐久地域の発展に先輩方はどれだけ貢献してきたでしょうか。クローバーライン沿線事業と題した中部横断道建設計画におきましては現在工事が進んでおりますが、当初はJCが沿線LOM青年会議所のメンバーを一堂に会し運動を行ってきたことが、建設の一助となりました。また今も地域アンケートなどで復活の要望が多い佐久音楽祭など地域最大級の音楽イベントの主管など数え上げればきりがないほどの素晴らしい事業、運動を展開してまいりました。この誇りある佐久青年会議所のメンバーであることを決して忘れてはなりません。

現在、佐久青年会議所は公益社団法人格を取得し、公益性をもたらす信頼度が高い団体として行政に認められ活動しております。公益社団法人に与えられた担いとは学術、技芸、慈善その他の事業を、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与することです。今後さらに公益性の高い事業を展開し地域に波及することで初めて佐久青年会議所は地域に公益性を与える団体として認められることとなるでしょう。

また行政とのパイプ役となるべく地域の声に耳を傾けその声をしっかりと行政に伝え、行政と連携して事業を行うことで市民認知度の向上と共に地域に必要とされるJCになるのです。