理事長所信
2024年度理事長 星野 仁
【スローガン】
時の風を感じ いざ先駆けてはばたこう
【基本理念】
地域のために力を尽くす青年経済人である私たちの使命は、地域から求められる課題に敏感であり、組織として一致団結し、地域によりよい変化を与え続けることです。輝かしい未来へ向けて地域の推進力となるために、五感を研ぎ澄ませて時代の変化を察知し、率先して問題の解決に向けて果敢に挑戦しなければなりません。メンバー一人ひとりが佐久青年会議所としての社会的責任を自覚し、物事を俯瞰的に捉え、青年の持つ英知と勇気と情熱を仲間と共に佐久地域へ注ぎ続けましょう。
【基本方針】
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- 魅力的で次代に必要とされる人材としての自己資質向上
- 波及的な効果をもたらすためのパートナーシップの構築
- 時代の変化に対応した持続可能なまちづくり
- 地域愛を持つ青少年の育成
- 健全な成長を続ける組織づくり
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【はじめに】
~「何のために」「誰のために」~
私たちは地域へより良い変化を与えるための「まちづくりのお医者さん」であると考えます。あなたは誰かに、喉が渇いてどうしようもないから助けてほしいと訴えているのに、これは体に精がつくからと一方的にうなぎ丼を渡されたらどう感じますか。食べ物としてはとても素晴らしいかもしれませんが、本当に必要としているのは直接的に喉の渇きを癒すための飲料水や、今以上に喉が渇かないようにするための日影が必要なのかもしれません。医師の場合、患者を診察する時、症状の情報、身体的評価、病歴、検査結果、医学知識と経験やコミュニケーションスキルをもとに、患者の状態を総合的に分析し、専門的な道具や機器を用いて正確な治療と診断を行うために努力しています。私たち青年会議所の活動や運動も、地域にどんな症状があり、何を求めているのか必要な情報を集めつつ、相手の解決してほしい問題へ的確に対応する必要があります。また、対象から求められている解決方法も同時に導かなくてはなりません。時代の流れや、過去からの実績、地域の現在の状態によってそれぞれ異なる要素があり、状況に合わせて私たちの取るべき行動や方向性は定まってくるはずです。
地域に真に必要とされる組織となるために私たちへ求められていることは、今吹いている「風」を全身でしっかりと受け止め、鷹のように上空から眺める広い視野を持ちつつ、遠くの未来を見据え、地上の小さな動きも逃すことなく正確に見分けることではないでしょうか。そのためには地域や仲間の協力を得つつ、常に自己成長に努めなければなりません。個の発展や成長の機会に恵まれた佐久青年会議所の一員として、それぞれが「誰のため」「何のために」という芯を創り、共に積極的に邁進してまいりましょう。
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- 魅力的で次代に必要とされる人材としての自己資質向上
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~成長する自己、時代をリードする力~
JCI佐久ビジョン2026には
次代に求められるリーダーとしての資質を磨くことで
地域に真に必要とされる人材となり
考え方や生き方の違いを多様性や包括性といった価値観の中で個性として尊重する
地域に真に必要とされる組織を目指し
自らが住むこの佐久地域を持続可能なものとする
地域に真に必要とされる事業を構築していく
と明記されており、これは私たち佐久青年会議所メンバーがあと3年以内に達成するべき目標であります。地域に真に必要とされる人材とはなんでしょうか。青年会議所はリーダーが集まる団体ではなく、リーダーを育成する団体である上、JCI MISSON及びJCI VISIONに掲げられているように、青年会議所の目指すべき未来像はリーダーの世界的ネットワークになることです。会議所に所属するメンバーは世界を牽引するリーダーとして可能性を秘めています。それはまさに地域の若者や市民からの憧れとなる人材ではないでしょうか。会議所での運動や事業に参画していく過程で、資質を磨き、成長し、卒業してもまだ歩みを止めることなく地域のために全力を尽くすその背中は、地域へ必ず豊かさをもたらすと信じています。
しかし、このようにビジョンの中であえて目標が掲げられている理由はなぜでしょうか。常に私たちが資質を磨き続けるために持つべき意識であることに間違いはありませんが、実際にはメンバーそれぞれに日々の仕事があり、新たなプロジェクトやタスクが追加されることで、業務量が急増することや、急なクライアントの要請や予期せぬ変更が発生すると、既存のスケジュールが乱れて多忙になることもあります。さらには、人材不足等によりチームメンバーや同僚の不在や不足がある場合、その穴を埋めるために追加の仕事をこなさなければなりません。そのような状況下では、効率的な時間管理が難しいため、タスクを適切に計画し、時間を管理することができなくなり、無駄な時間の浪費や遅延がさらなる多忙さを招くことがあります。その結果として、せっかく青年会議所に所属しているにも関わらず、情報の共有やコミュニケーションが不足することで、作業の重複や誤解を生み、私たちが本当に目指さなければいけない目的を見失い、ルーティンな業務として青年会議所活動を行ってしまっていないでしょうか。そのような時こそ初心に戻り、なぜ自分が会議所に所属しているのかビジョンをもとに振り返っていただきたいと心から願います。
自己の成長は受け身では決してなせるものではありません。しかし、青年会議所は自己成長の機会が数多く提供されています。会議所の運動を通じて新しいスキルや知識を学び、自己成長を促進できるのです。明確な目標を設定することにより、達成するための努力が成長を促し、期限を設けることで自己モチベーションを高めることができます。新しいことに挑戦し、リスクを受け入れることも成長の機会であり、積極的に新たな経験をすることで、周囲からのフィードバックを取り入れ、改善点や成長の機会を見つけることができるのです。また、青年会議所は佐久地域だけではなく、日本全国に機会が設けられており、他人とのコミュニケーションや交流を通じて、今まで気づかなかった異なる視点やアイデアを得ることができます。地域活動を通じて、まず自分をより良い変化へ向かわせることで、共に切磋琢磨する仲間へ感謝の心を培いつつ、自分の成長や獲得したものに感謝をし、ポジティブなマインドセットを保ちながら力を確実に身に着け、青年会議所を卒業した後も時代をリードする力を養い続けましょう。
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- 波及的な効果をもたらすためのパートナーシップの構築
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~パートナーシップの波が未来を切り拓く~
佐久地域に存在する団体は佐久青年会議所だけではありません。「青年会議所しかない」時代から「青年会議所もある」時代と揶揄されてしまうように、共にまちを良くしよう、暮らしを豊かにしようと同じ目的を掲げる団体は佐久青年会議所シニアクラブも含め、個人や企業として数多くあります。近年の佐久地域においては、地域外からの移住や任意の経済参画団体などが日々の暮らしの改善のために沢山の力を合わせることで、この地域は支えられています。さらにはクラウドファンディング等を活用することで、地域外から不特定多数の人々を通じて多くの支援を受けることが出来る時代となりました。諸先輩方が築いてきた佐久青年会議所の伝統を大切にしながら、枠にとらわれず、環境の変化に柔軟に対応し、適応する能力が私たちには求められています。そして、私たちの考える工夫や効果という波を最大限にするためには、共感してくれる人々を多く巻き込み、お互いの強みを生かしながら地域協働による運動を巻き起こすことが必要です。
新しい視点をもって未来を切り拓くには、一時的な解決策だけではなく多角的な視野と長期的な成果を追求することが大切です。日本青年会議所からは議案ポケットがツールとして全国へ展開され、各地青年会議所が行っている課題解決のための良い事業例を素早く知ることが出来るようになったことから、これからは情報共有だけではなく、近隣青年会議所同士においても協働することにより、豊かな多様性から生まれる価値観と共に、例会や事業はより大きな効果を得ることが出来ると考えます。
パートナーシップはお互いの力を合わせることで成果を最大化するものです。信頼はパートナーシップの基盤であり、協力的な態度と協力意欲が必要です。私たちが青年会議所としてパートナーシップにより成果を上げるためには、共通のビジョンや目標を明確に共有することが重要であり、これまでの経験を活かし、一つ一つの約束を守ることや一貫性を持つことで信頼関係を構築していきましょう。双方にとって有益なものとなるようにお互いの方向性を合致させることでメリットの共有をしつつ、会議所・市民・行政・企業が協力し、お互いの強みを生かし合い、地域協働によるまちづくりを具現化することができると考えます。私たちが「架け橋」となることで、JCの市民認知度を向上させ、より地域に真に必要とされるJCになりましょう。
■ 時代の変化に対応した持続可能なまちづくり
~地域のアイデンティティと文化の尊重~
佐久青年会議所の諸先輩方は地域の発展のために、信州佐久音楽祭、佐久ミュージカル、SAKUBLOOMイルミネーション、カラマツフェスやさく超元気フェスティバルなど多くの事業を、交流人口の創出や地域文化の発信の場として展開し、まちづくりとして新しい価値を創造し続けてきました。また、暮らしやすいまちを目指し、先を見据えた千曲川の浄化運動から始まる下水道設備の推進、多様な交通手段の推進を関係行政と共に行ってまいりました。その陰には、まちづくりの方向性や目標を明確にするために、地域の住民、専門家、関係機関などと協力して総合的なビジョンを策定するなど、多くの尽力があったことは明白です。私たちは単なるイベント開催組織ではなく、2026年に向けての未来ビジョンにもあるように、他地域に誇れる観光資源や歴史、文化、伝統をPRしていくと共に、新たな地域の特性を生かした持続可能なまちづくりを目指す必要があります。持続可能なまちづくりには、現代ならではの最新の技術やイノベーションを考慮し、効率的なサービスやスマートなインフラを構築してゆくことの提案も含まれると考えます。
現代社会では暮らしやすく生活が豊かに向かっていきながら、都市化やグローバリゼーションの進行により、大都市や商業地域に類似した建造物やブランドが集中し、それが周辺地域にも波及する傾向があります。大手チェーン店やフランチャイズ企業が多くの地域に進出し、同じような店舗やサービスが展開されることで、街の風景が均質化されることがあります。均質化が悪ではなく、地域住民の嗜好や需要に応じて、同じような店舗やサービスが増えることはもちろんですが、その影響として、地域の個性や特色が薄れてしまい、地域ごとの独自性が損なわれることで、街の魅力が低下する恐れもあるのではないでしょうか。そして地域の食においても、食品供給が大手企業に集中することがあり、地域の食品の多様性が減少し、特産品や伝統的な料理が影響を受ける可能性があります。さらには、会社の意向や経済状況によって支店の開店・閉店が行われ、その結果として地域の雇用状況が不安定化する可能性もあります。
佐久地域は雄大な土地と共に、浅間山から始まり立科、千曲川と自然に多く溢れていますが、日本全国どこへ行っても同じと思われるまちに発展していくのではなく、地域としてのアイデンティティを持ったまちへ発展することで、特産品や文化を尊重しつつ、地元の個性を保ちながら適切な展開を行うことが重要だと考えます。また、地域の小規模事業者等への支援や多様な選択肢の提供を通じて、経済や社会の健全な発展を促進する取り組みの提案が、これからの青年会議所には求められるのではないでしょうか。市民の意識変革団体として、優先すべきは共に暮らす人々の生の声であります。私たち自身も地域の一員として、時代の変化に柔軟に対応したまちづくりを目指し、事業展開をしてまいりましょう。
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- 地域愛を持つ青少年の育成
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~愛ある地域、成長する未来~
2020年の国勢調査による日本における婚姻率は、30代過ぎでは6~7割に配偶者がおり、未婚率の割合は男性が約30%、女性が約23%となっています。女性の社会進出、結婚に求めるものの変化、人間関係、収入の問題等、様々な要素により婚姻率は年々減少傾向にあり、コロナ禍では婚姻数が前年度より7万3500件ほど減少しました。結婚する、しないは自由が基本の現代において、戦後のような婚姻率と比べることはできませんが、結婚に躊躇する人が増えることにより、労働不足や少子高齢化の問題は一層深刻化するといえます。健全な青少年の育成を推進するにあたり、結婚の意義や価値観の変化、社会的要因や社会構造の変化により、未来の地域の担い手が減少傾向にあることは重大な社会課題であると考えます。結婚を推進するためには、単一のアプローチではなく、多角的な取り組みが求められています。社会全体の意識改革や支援体制の充実が、結婚への前向きな環境を築くこともあり、結婚に対する理解を深め健全な家庭を築く価値を広めること、さらには、経済的な支援策を提供することで、結婚のハードルを下げることができるかもしれません。また、結婚への前向きな出会いが生まれるように、人々が交流を深める機会を提供することも大切です。LGBT等、個人のセクシュアリティが尊重される現代において、青少年育成への道は数多くの考慮すべき要素がありますが、青年会議所として積極的に取り組むべき課題です。
親は子どもたちの最初のモデルです。親が良い行動や価値観を示すことで、子どもたちもそれを学び取り、模倣することがあります。親が良い態度や行動を示すことで、子どもたちもそれを受け継ぐ可能性が高まるのです。地域においても、子どもたちの成長のために協力し合い、よりよい背中を見せることで、故郷を愛する心を持った子供たちの成長を促すことが必要です。さらに保護者が大切な理由は、愛とサポート、コミュニケーションの構築、価値観と道徳、心理的な安定感、夢や目標の支援など多岐にわたります。もし、家庭内で良好なコミュニケーションが行われない場合、子どもたちはうまく感情を表現できず、自分の気持ちや意見を伝えることができないという情緒的な問題や、対人関係、問題解決能力の低下に繋がり、心理的な孤立感を抱える場合もあります。子どもたちの成長は地域の未来へ直結する問題です。市民の意識変革団体として私たちは、青少年育成に取り組む大人の価値観を向上させ、安全な環境の整備、地域での交流や協力を奨励し、子どもたちが地域に愛着を持ちながら成長できるような、コミュニティを形成するための活動や運動が継続的に必要であると考えます。
子どもたちが夢や希望を育み、共に笑顔で学び合いながら成長し、経験豊富な地域の大人が子どものために未来への展望を広げている姿は、愛と希望に満ちた地域の協力がもたらすものです。人々がお互いを尊重し、助け合い、共に青少年の育成を楽しむことで、地域全体は私たちがまだ知らない、より豊かな未来に向かって歩むことができるはずです。
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- 健全な成長を続ける組織づくり
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~先駆ける成長、順応の拡大~
昨年度は樫山理事長の活躍の元、組織づくりにおいて佐久青年会議所ではWell―beingを掲げ、持続可能な幸せがもたらす豊かさの向上が、組織と自分達自身の幸せに通じることから、それを地域に波及させるために活動を展開してまいりました。やはり、私たちが本当に幸せであると感じ、周りに幸せになってほしいと心から願うことができなければ、決して地域を幸せにすることはできないのではないでしょうか。多くのメンバーが実感しているように、青年会議所活動においては心身ともに体力が必要です。会社や家族との貴重な時間を使いながら、地域のために地道な努力を惜しまずに積み重ね、挑戦し、自己の成長のために新たなフィールドを開拓し続けています。組織の在り方についても、時代の風を感じ適切に対応していく必要があると感じます。決して手を抜くわけではなく、内部の連携や協力を強化することにより、順応力を持って物事を進めることで、組織全体がより強靭になることができるはずです。
所属がつらい組織は、目標や役割が明確に示されず、メンバーが自分の立場や責任を理解できずに、不安感や混乱を感じる可能性があります。また、過度な仕事量やプレッシャーがかかり、メンバーが負荷をこなすことが難しくなる場合があり、ストレスと疲労が蓄積されます。良い組織であるためには、自身の存在意義や目標を明確に持ち、それに向かって行動するビジョンと使命を共有していることが重要であり、それによりメンバーは共通の目標に向かって一致団結することができます。対内対外を問わずコミュニケーションを常に取り、透明でオープンな関係性を作ることで、メンバー同士で効果的に情報を共有しましょう。意見を尊重し、メンバー同士がチームとして連携し、協力して目標を達成しようとする姿勢が大切です。個々の強みを活かし、お互いをサポートすることにより、各々の成長を支援し、一方通行の機会の提供ではなく、個々の満足度や幸福感も重視するべきです。
私たちの一挙一動を地域の方々は見ています。私たちはすでに他者よりも先駆けて成長しているはずです。今までの経験と共に青年会議所メンバーとしての自覚とプライドを持って正々堂々と活動をし、多くの新しい仲間を作り続けましょう。仲間が増えることにより、異なるバックグラウンドや専門知識が集まることで、組織内でのアイデアの多様性が増し、新たな視点からのアプローチが生まれるはずです。また、組織の影響力や認知度が高まり、外部へのメッセージの拡散や提案の影響力が増し、組織としてより大きな社会的な影響を持つことができます。枠にとらわれることなく、個々が大いに地域で活躍しながらはばたき続ける、明るいわくわくする組織を共につくりましょう。
■結びに
青年会議所へ所属する一人として、メンバーの皆様は地域へのより良い変化を感じていますでしょうか。私は食事や仕事をしている時に、ふと思った出来事があります。このご飯一粒一粒が自分の目の前に来るまでにどれだけの人の力が合わさったものだろうか。田を耕す人、稲を大切に育てる人、稲を植える人、農作業の道具や機械を作る人、刈り取る人、脱穀・乾燥をする人、運搬する人、炊飯道具を作る人、火の熱源、料理してくれる人と考えだすと、多岐にわたる大勢の人の力が合わさっています。仕事で満足のいく作業をしたとしても、私は誰かの力を、皆の力を借りることができなければ何もできないではないかと考えさせられました。身近にあるもの一つ一つには、まだ知らない誰かの幸せを願って心を込めて仕事をしてくれいる人がいます。青年会議所の活動や運動も、一つ一つの積み重ねです。最大限の効果を求めることは大切なことですが、事業や例会に大きい小さいはないのではないでしょうか。一人一人の心からの地域を良くしたい、より良い方向へ向いてほしいという想いと積極的な行動が重要であり、その私たちの起こした行動によって、地域の人々の想いが繋がり、結果としてすべての人がお互いを尊重することで、変化へのムーブメントが起こります。それこそがまさに地域へのより良い変化であると考えます。
「僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の 笑い声をつくってゆく」
Mr.Children 彩り
私たちの活動や運動は回り回って、自分の会社や家族、そして未来を支える青少年や、まだ出会ったことの無い人へ必ず変化を与えるはずです。一つ一つ丁寧に心を込めて運動を展開してまいりましょう。地域に彩りを加えるためには、皆様の力が必要です。共に一年間どうぞよろしくお願いいたします。